2014年10月15日

UMPRUM/AAAD 木版画ワークショップ Day 2

プラハ国立応用美術アカデミー UMPRUM   木版画ワークショップ  Day 2





2日目です。
思った以上に早く、刷りに入っています。

1枚の版に赤・黒と塗り分けて刷っていた生徒がいました。
意図は分かりましたが、刷りに無理があるようです。












2版にしたいのですが、文字の外枠に動きがあります。

トレーシングペーパーでの転写ではせっかくの勢いがそがれてしまいそうです。

そこで版下紙を使うことにしました。

もう一枚の板にあらかじめ、のりを塗り、単色で刷った主版をすばやく貼り込みます。

版下紙は2枚の層になっています。
うらから厚紙だけをていねいにはがすと
薄紙が無事、きれいにのこりました。





この女性はにわとりを
緑色で刷っています。
きのうは2版目まで刷りました。

3版目が楽しみです。 















版画工房のユーライ先生。

UMPRUMでは活版印刷と
組み合わせたデザイン工房としての
趣が残っています。


陰のある人物像が東欧らしいです。
















はこびを作っています。

木槌の音が
構内に大音響です。




















森を描いて、彫っています。
同様の版を重ねて
奥行きを出そうとしています。
















朝早くから来て
最後まで残っています。

楽園なのでしょう。

私も学生時代を
思い出します。 












がんばりたいですが
そろそろ帰ります。




















 学校の階段を下りながら、
つくづくうらやましい・・・

でもへとへとになって帰る身には
これもうつろな
光景になるかも。
















                                                               外はすでに夕方。 



モルダウ(ヴルタヴァ)河とカレル橋。

学校帰りのいい風景です。



明日はほぼ全員、刷りに入ります。