作品引渡し前の最後の一枚は、割れたタイルを直して完成としました(左)。タイルきれいにくっついた(つもり)・・・。
お陰でタイルは途中からヒビがバンバン入って割れて出てきます。割れては困るんですが、取り換えるのも難しいので、ひとまずは直そうとします。
ヒビの隙間に水で薄めた透明釉を筆で流し込んで、これを炉内に立てて焼くとうまくしみ込んでくれるようで、さらに今度は冷えてくると自重により隙間が閉じてくれるという仕組みです。
左は「今昔伊奈等利之図」の右側に描いた稲取の風景になります。焼く前なので灰色のところは酸化コバルトの顔料の色です。焼くと青くなります。左側に古地図が描かれていますが次回発表します。
割れの原因ですが、夏の暑い時に焼くのと色の濃いところと薄いところの伸縮の違いだと思います。パキッ!
この作品のお陰で、くっつけるのが更にうまくなりました笑。
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