2010年9月8日




ポルトガルのこころ em Nagasaki


 9月6日・7日、長崎を訪問してきました。九州の地を踏んだのは初めてのことです。今回は10月2日から長崎県立美術館にて開催される「ポルトガルのこころ em Nagasaki」(仮題)の打ち合わせのためです。台風の接近が感じられる中でしたが、打ち合わせは和やかに行われました。みなさまありがとうございました。これからSTUDIOで作品発送と10月1日のタイルワークショップの準備を整えてゆきます。
 会場となる長崎県立美術館は建築家隈研吾氏の代表作のひとつで、美術館の真下を運河が流れ、長崎港を見渡す贅沢なつくりです。出島の先にあって、未来を進む美術という名の船のへさきのように思えます。

 時間も限られていましたが長年行きたかった市内西坂公園の船越保武作「二十六聖人殉教者記念像」を見てきました。天を仰ぐ26の信徒。日本人の子供も含まれています。仰ぐ先の空の写真を撮りました。この空を見ていたのでしょうか。遠藤周作「沈黙」の文庫の表紙にも「空」がありました。
 街は自転車とすれ違うことがなく、歩くことを久しぶりに楽しむことができました。次回の訪問でも時間を見つけて歩きたいと思います。
 
 
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